高木 政史 TAKAGI MASASHI
「ビタミンYOU元気が出るアート」の軌跡

2003年 『春耀号』1点 『流星号』1点 『錦秋号』1点
2004年 『万緑号』3点 『匠風号』2点
2005年 『春夢号』1点 『白銀号』3点
 ビタミンYOU賞を含み10回入賞記念

元気が出るアート『ビタミンYOU』と出会い、絵をいっぱい描きました。もしかしたら、一番楽しく元気をもらったのは自分だったのかもしれません。これからも、容易なことではないと思いますが、絵を通し元気を生み出せる活動をしていきたいと思っています。
現在は、東京を描いています。


タイトル
逆立ちエイー
どういうわけか突然逆立ちがしたくなる。壁や人に支えてもらってする。自分の力のなさと引力の怖さを知るが、頭の中はカラッポ・・・。最近、逆立ちの後は人に優しくなる。
(春耀号掲載作品)
おふくろのカレーさえ食べれば
おふくろが魔法使いに思えることが、いっぱいある。今の俺を知ってか「カレーを食べて行けば」と、わざわざカレーを作ってくれる。そして帰り際に背中でも擦すられたら、もう上を向いて帰らなくてはならなくなっている。
(流星号掲載作品)
たまには帰ってこないかい
親からの電話、テレビ電話なんてなくても姿が見える。親父はすぐに電話を取ろうとするが、母は電話を放さない。そのうち遠くから親父の怒った声が聞こえてくる。毎日でもいいね、そんな電話は・・・。
(錦秋号掲載作品)
何度も何度も読んでくれた本を久しぶりに読みました
本屋さんに行くと、あの本はあるかと探すときがある。なくてもおふくろの優しい声と、柔らかい体に包まれたことを思い出す。「今日はおしまいね」「もう一回よんで〜」必ず一人で読み始めるが、すぐに母親の後を追ったものだ。
(万緑号掲載作品)
もうじきママ帰ってくるよ
うちにも突然天使が舞い降りてくることがある。かわいい天使を見るときは、みんな顔を近づけ屈んでうなづくが・・・、天使は突然の大きな顔、顔にびっくり、自分も真っ赤な顔をして泣くことになる。あとは「もうじきママ帰ってくるよ」と、ひたすらみんなで面白い顔や動作を続けることになる。
(万緑号掲載作品)
だれか便所紙もってきてくれー
       おじいちゃん、まだ〜
大家族での便所の争奪戦は命がけ、必ずじいさんが一番早く便所を占領する。そのうえ人手もかかるが、でもそんな一日から始まる家が大好き。
(万緑号掲載作品)
俺の納豆のかきまぜた方にかあさんは、ほれたんだな 
かあさん。そうだっけ
納豆のうまさを引き出すには、その人の腕にかかる。「こんな美しい納豆始めて」と言ったのは、確か〜独身時代の同志。男はネバッテ、ネバッテに限る。
(匠風号掲載作品)
ガラガラの映画館でかた〜い煎餅ぼりぼり最高だぞー
自分にはあわない映画でも、かた〜い煎餅をかじりながら見ていると映画は早送りとなり、煎餅のおかげで一本の映画が二本立てとなる。映画館を出ると、必ず両手を広げ「いい映画だった」とストーリーもよく覚えてないのに言っている
(匠風号掲載作品)
とうさんがんばれ、とうさんがんばれ
   心にもパンパン勇気が入ったような気がしました
自転車に空気を入れ始めると、一家はひとつになる。こんなにみんなに応援されると、心とからだがポッカポカ。心とからだが冷える前に、頼まれごとをもう一つ。
(春夢号掲載作品)
心に手をあててごらん、君を守っている音が聞こえるよ
痛いとき、自然に手がそこに行っている。心に手をあてると「大丈夫、大丈夫、これから、これから」とそのたびに守ってくれる音が変わるすばらしさ。自分の味方がからだの中にもいるんだね。
(白銀号掲載作品)
目覚まし時計でなく鳥のさえずりで起きた日、
何かできるような気になりました
目覚まし時計でなく、鳥のさえずりで起きた日、何かできるような気になりました。
朝、「どうしたんだ」と起きるときがある。よ〜く耳を澄ますと、小鳥が窓側で遊びまわっているからだった。自然の目覚めの前では『もう無理だ!』『だめだ!』はなく、『できる!』『やっちゃおう!』になっている。そんな日が多くなるといいな〜。
(白銀号掲載作品)
おじいちゃん、ついに歯が抜けたよ〜
歯が大人の歯になると知ったとき、目からは涙が出ているが、顔には喜びがあふれている。これからも苦災の連続だろうが、歯が抜けた時のように目からは涙が出ていても、顔には喜びがあふれていたらいいな〜。
(白銀号掲載作品)

ビタミンコレクション

タイトル
私も子も孫もした。
歩けるようになるとどうして大人の靴をはいて歩くのだろう
  きっと最初の冒険なんだろう
こんなこともしていたな・・・とフッと知ったとき、いろんな世界が広がる。
大人の冒険なんて、子どもの靴を踏んづけては「つぶれる〜」と怒られ、おしりを押されて笑うだけなんだぞ。
ピューピュー北風の中、葉がくれの術 
修業がたりず体は消えませんでしたが
笑えたし少し悲しみが消えてました
透明人間や忍者になりたいと、必ず思う。自然はすごい。忍者になれるときがきたと知らせてくれる。自分を忍者だと思い、さっそく消える行動をする。するとさまざまなことが、いっぱい消えたことがわかるよ。
上から下
   下から上へはがしてね
毛深い人の湿布や、手の届かない所の湿布をはがすのは至難の技、そんな時はなんでも遊びにしてしまう天才ともいうべき子どもに頼むのが一番。ただ、子どもは言ったことと逆のことをして楽しむ天才でもある。くれぐれも、お気をつけて・・・。
不便だけど楽しいよ
たらい、洗濯板、そして亀の子石鹸があるところでは、子どもたちは安全で楽しく遊びまわっている。大人は楽しく井戸端会議、素晴らしい不便な日々が続けば・・・。
突然初恋の人と……
   祭り太鼓のように心もドンドンドン
会いたくてもなかなか会えない人が多い。縁日で「あ・・・」「あ・・・」「お久しぶり」「お元気でしたか」別れはすぐに来る。「お元気で」「お体にお気をつけて」と大人の会話で終わる。でも心はドキドキ、きっと会いたくてたまらなかった人と突然会ったからだった。この次に会うときも、どきどきするといいなあ〜。
朝から茶柱が立ったぞ
   そんなことに喜ぶ自分が好きだぞ
朝からちょっとしたことで喜べることは多い。茶柱が立った時、茶柱を最後の最後に立ったまま飲めた時など一人でVサインをしてしまう。誰も見てないんだから、平気、平気さ。
牛乳は腰に手をあてて飲むのが一番旨いんだぞ
牛乳は元気の素。元気にしてくれるものには、ルールがある。姿勢を正し、一礼し、腰に手を当てて飲むのが礼儀??? かな〜
飲んだ薬 朝この薬二つ 昼 夜 黄色が二つ 白が一つ
おばあちゃんは白いのが三つね
なんて子どもは頭が良く優しいんだろうと感じる時、少々の病気なんて、この子たちがいてくれれば怖いことなんてないと、ちょっと見栄を張ったりもする。でも子どもが・・・と思うと、隣とも仲良くしておこうと思ったりする。
むすこ呼んでこようか
大丈夫、大丈夫 仲がいいからね
仲がいい夫婦なら若い者の手など借りなくてもいい・・・? ただお隣のおばあちゃんは一人暮らし。だから必ず近所の者が電球を替えに行っている。
風呂行くぞ、今行くよ
年をとっても幼なじみが、声をかけ続けてくれている町が今もある。頑張っているお風呂屋さんがいるおかげ。これからも、みんなで一緒に生き続けられるようにしようよ。

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