バンブリアン
― 驚異の竹パワー ―
M・B・C 日下 英元

竹の持つパワーに魅せられ30年以上研究を重ね、遂に「バンブリアン」という商品を開発した(株)M・B・C社長の日下氏にインタビューした。

竹との出会いはどのようなことからですか?

学生の頃から江戸時代のデフレ経済に興味があり、社会人になってからも趣味としていろいろな本を読んでいた。特に「本草学」の竹の表記には強い感銘を得た。あるとき柳田国男の書物の中にある民話で、竹について記載されている内容に興味を持った。日本は竹が豊富で昔から「籠」「壁芯」「箸」「笊」「物干し竿」など日常生活にも広く利用されている。また、竹で腫れ物が治る、疲労回復になる、竹筒に酒を入れ燗をするなどユニークな使い方もあることを知り、より興味を持つようになった。

竹(孟宗竹)のパワーとはどのようなものですか?

タケノコは1日で90センチから120センチも成長する。これはオーキシンという成長ホルモンによる。しかし、タケノコの皮を生長点が突き破った時点で成長が止まるのは、アブシジン酸という成長抑制ホルモンが生じるからで、太りも伸びもしなくなる。このアブシジン酸は還元作用が強い。酸化作用が成長・老化・腐敗等であるのに対し還元作用は若返り・蘇生を促す。竹には、抗菌作用や界面活性剤としてのホルモンもある。このようなホルモンを化粧品に使えば、小じわが取れヒビやアカギレもきれいになる。つまり若返りホルモンの活用である。
さらに人が亜鉛を摂取する際にはビタミンB6が必要であるが、竹にはミネラルとビタミンがセットで含まれている。

竹のパワーについて講演する日下氏

バンブリアンとはどのようなものですか?

国内産の孟宗竹を煮出し抽出法で取り出した生竹エキスを中心としローズマリーなどの国産ハーブや赤紫蘇の茎などの国産スパイスのエキスを調合したもの。これには亜鉛、マグネシウム、カルシウム、カリウムといった金属イオンが含まれており現代人に不足しがちなミネラルを豊富に含んでいる。料理に利用すると、肉に浸すことで肉の風味が増し柔らかくなり、さめても堅くならない。お米に少量加えて炊くとご飯の味が増し、発酵食品(うどん、漬け物、パン等)も美味しくなる。直接飲むことで糖尿病や便秘、花粉症、更年期障害などの改善や予防にもなる。最近、放置竹林が竹害として問題になっているが、竹の有効活用の一つとしてもバンブリアンは、大いに期待される。

コップに注いだバンブリアン。色はウーロン茶と似ていて飲みやすい。

現在、実際にはどのような使われ方をしていますか?

 ●料理の場合●
生臭さをカットし、甘みを出すことから魚肉や獣肉の加工、特にカマボコ・鶏肉の下ごしらえ等に使用されている。又、加熱した肉等がさめても軟らかく滑らかなため、冷凍食品や「焼き肉のたれ」等にも利用されている。今後、お弁当など食品加工には不可欠な食材となりそうである。本年は東北地方を中心とした米の不足のためお米の味の向上に使用され始めた。

 ●健康食品の場合●
病理研究会や患者サークルで出た要望に応えるべく、ハーブやスパイスの調合を適切に変えて、糖尿病・アレルギー・更年期障害・ガン等の差し迫った方々との対話をしながら、適切な食品供給をしている。

(東京都発信)

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