BSE、遺伝子組み替え、食品表示不正など食の安全について叫ばれて久しいが、健康と食について各方面の専門家が集い、情報を交換している会がある。医食同源をテーマに料理文化研究会を主催する佐伯信行氏にインタビューした。
「揺れ動く飽食時代の食品業界の中で、料理を創りだす側の文化を見詰め直すこと」を目的に設立され、佐伯氏は平成4年から運営主務としてこの会を主催している。
都内飯田橋近くにあるシニアワーク東京内のセミナー会場で、2ヶ月に1度くらいの割合で開催され、ホテルの料理長、調理専門学校関係者、食品・惣菜メーカー、調理器メーカー、農業振興公社、無農薬農業者、医療関係者など地方からの参加も含め多岐にわたっている。
|
 |
|
|
開催の挨拶をする佐伯氏
|
|
|
|
|
|
|
特に、ここ数回は竹エキスの効果についてのセミナーが中心となっている。一昔前竹林は宝の山であったが、現在タケノコは安い中国産に押され又竹材は合成樹脂に取って代わられたため畑や杉林を侵食したり、災害を招く危険性も指摘されている。そのため、各地で竹林の伐採が行われているが、この邪魔者扱いされている竹を積極的に活用しようという試みである。
竹が体に良いことが話題となっているが、この会では孟宗竹の生竹エキスについて30年以上研究を重ねてきた日下先生指導のもと、各業界で活用段階に入りつつある。例えば、あるレストランでは、肉や米に加えることで、肉は軟らかくご飯はおいしく炊けるとか、鳥のエサに加えることで鶏肉の味が良くなるなどの報告があるほか、糖尿病予防や、花粉症予防など健康飲料として、またクリーム状にし化粧品として販売している業者も参加している。
|
 |
|
| 生竹エキスの効果について講演する日下先生 |
|
|
|
|
|
|
今後の活動としては、生竹エキスを中心に食に関する興味あるテーマに取り組んでいきたい。
問い合わせ先
料理文化研究所 運営主務:佐伯信行
〒135-0051
東京都江東区枝川1-9-17-304
TEL:03-3649-7655
FAX:03-3649-7660