| No. |
タ イ ト ル |
著 者 名
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1
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動かざること山の如し |
須田 均 著 |
| 走って逃げようか。いや、ハチのほうが速い。そのとき、『動かざること山の如し』という言葉が、頭に浮かんだ。もしスズメバチが追ってきたら、走って逃げず体を低くして動くなという意味で、日頃父から聞いていた。 |
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2
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濱田 優 著 |
| チャンス到来だ。おやつを食べるのもそこそこに、物干しに出てその花木の枝をつかもうと精一杯手を伸ばしてみた。が、もう少しのところで届かない。辺りを見わたしたけれど、枝をもぎ取るのに適当な道具は見つからなかった。諦めるか。いや、ちょっとだけ乗り出すだけで届くのに……。 |
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3
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夫の表心、妻の裏心 |
今野 芳彦 著 |
| 二十五年前の熟年夫婦なのに、最近、手、足、腰、愛までが冷え固まってきた気がする。お互い心を揉みほぐす時期なんだなあ、とりあえず揉んでやるとするか。しかし、どこが腰で、どこから尻なのか区別のつかない体に触れ、心にマイナス百度の寒気が走る。 |
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4
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貧して得とれ |
原田 武信 著 |
| 貧して得とれーー。ごつい瓦礫をハンマーでくだきながら私は、おれのことわざは「損して得とれ」じゃなく、これだな、とつぶやいた。 |
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5
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早朝のご褒美 |
宮尾 美明 著 |
| 頭の上を真っ白な大きな鳥が飛んでいく、どうみても鶴か白鳥。でもたった一羽だからわからない。西の空を見上げると、大根を薄く切ったような半月が空高くくっきりと残っており。月を囲み流れるような雲が山の稜線に漂っている。 |
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6
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生きるしあわせ |
松平 貴弘 著 |
| この難病と14歳の時から闘い続け、それによって失ったものはたくさんあります。でも逆に得たものもあります。それは「生きるしあわせ」です。 |
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7
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アヒルは走るよ!どこまでも… |
梓 光一 著 |
| 私の妻は、若干O脚の傾向にある。言ってみれば、ちょっぴりガニ股。走る姿はアヒルに似ていて割とかわいい。しかも結構、俊足ときているからおどろいてしまう。 |
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8
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わたしのまちがひだった |
前川 幸士 著 |
| 草に座ってみれば、草に座って深呼吸し空を仰いでみれば、意外と素直な気持ちになることができる。今まで、何を片意地張っていたのか馬鹿らしくなったり、いったい何を守ろうとしていたのか忘れてしまったりしてしまうほどに、気持ちが楽になることがある。 |
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9
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高齢者の英会話教室 |
田中 義治 著 |
| 現在、私は、六三歳。定年後、還暦を過ぎた身分でありますが、公民館での英会話教室にルンルン気分で通って、楽しく勉強をしています。私が今からお話することは、全国の高齢者の余暇の過ごし方に参考になるだろうと確信しております。 |
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10
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今が好き |
佐藤 謙治 著 |
| 私はかつての苦難の時代を経験しているだけに今の時代の良さがよく分かり、今が大好きである。お金や地位にあくせくせず、自然や人々に親しみ、和気あいあいと時代を楽しんでいる。 |
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天使の蜃気楼 |
今野 芳彦 著 |
| 看病と介護を併せ持ち、母に接するしぐさのなか、会話のなかにぬくもりを感じます。数多くの患者に接し、多くの生死に携わってきた心のゆとりからか、心の幅、深さを感じました。 |